DRAGON BALL PROJECT: Multi 開発便り
DRAGON BALL PROJECT: Multi開発便り

オープンβテストにご参加いただいた皆様、ありがとうございました! たくさんのアンケート回答やSNSでのコメント、そして数多くの参加者によるゲームプレイを通じて様々なフィードバックをいただけました。これらを踏まえて今後の『DRAGON BALL PROJECT: Multi』の開発思想、そして今後の方針や変更点についてお伝えできればと思います。少々長文になりますが、お付き合いいただけますと幸いです。

【目指す姿】

『DRAGON BALL PROJECT: Multi』は「いつでも・どこでも・誰とでも」世界中に愛されているドラゴンボールのキャラクターたちを自由に操作して遊べる複数人数で対戦できるゲームとして立ち上がりました。対峙するプレイヤー同士に多少のプレイ技術の差があっても十分に楽しめるゲームを目指しております。ゲームをより理解し遊び慣れている方がもちろん有利にはなりますが、あらゆる要素の組み合わせによって様々な試合展開を味わえるゲームの設計を心がけました。1回の試合時間は長すぎも短すぎもしない10分を基準としています。 この方針で十分に楽しんでいただけるかどうか、ネットワーク上の問題が無いか、その他不具合が生じていないかを検証するためにオープンβテストを実施いたしました。2週間のテストに対して皆様から頂いたフィードバックを、開発運営チームは下記の通り解釈しております。

+評価
  1. ヒーローキャラクターのゲーム内での表現が魅力的
  2. 基本的なルールは理解されやすかった
  3. 操作性が複雑すぎない
  4. 致命的なネットワーク遅延は発生しなかった
  5. 俯瞰視点でも十分にドラゴンボールの魅力が伝わった
  6. グラフィッククオリティの評価が高かった
  7. 想定以上にカスタマイズアイテムの需要が高かった
+評価
  1. 試合結果に納得のいかない展開を引き起こす瞬間が多々あった
  2. 特定のヒーローロール(タンク)が他を圧倒していた
  3. メニューや表示が分かりにくい箇所があった
  4. フレンド/パーティ機能に不具合が発生していた
  5. モバイル版のUI表示が不十分だった
  6. モバイル版のクラッシュ頻発及び発熱
  7. マッチングにてCPUとの遭遇多発
  8. 試合毎の展開が似通っていた

プラス評価をいただいた点の強化を前提とし、マイナス評価の要因について重点的に改善を目指してまいります。皆様には、今後の改修方針について、どういった変更が行われてゆくのかをお伝えできればと思います。

【一部の改修方針】

今なお開発運営チーム内で議論を繰り返し改善策が練られているため、改修方針の一部が変わる可能性があることをご容赦ください。より細やかな内容は今後X等のSNSを通じて皆様にお伝えいたします。そんな中でもいくつか予定している改修方針をピックアップし今回お伝えいたします。

  • ① 大猿
  • ② マッチメイク
  • ③ ヒーローキャラクター
  • ④ ゲームルール

① 大猿

試合終盤に登場する大猿は元々二つの役割を担っていました。「試合展開を過激化させ勝敗の決着へ導く」役割と「いずれのチームにとっての逆転の機会」としての役割です。いずれも役割自体は果たしていましたが、「逆転の機会」が大多数のプレイヤーにとってストレスを引き起こしていました。状況を改善しつつ試合の収束を促すために大猿を倒した際のボーナスをなくす予定です。

② マッチメイク

どんな複数人数対戦ゲームもマッチング時間やロード時間が長ければ苦痛となってしまいます。本作のオープンβテストでは時間短縮を目指し過ぎてしまった結果、他プレイヤーがすぐ見つからないと強引に試合を開始する設計となっておりました。この結果、CPUとのマッチング頻度が高くなっていました。CPUとのマッチが今後一切なくなるわけではないですが、CPUとのマッチングシステムについては設計を見直し改善予定です。

③ ヒーローキャラクター

これから増え続けてゆくヒーローキャラクター達が活躍できるよう本作はあらゆるバランス調整を行う予定です。とはいえ「同じゲーム環境と状況で全てのヒーローキャラクターが均一に活躍できる」わけではありません。互いの相性、味方と敵の組み合わせ等あらゆる環境に応じて異なるヒーローキャラクター達が輝くのが本作の魅力となるよう努めます。オープンβテストは今後の調整において非常に参考になりました。 そのヒーローキャラクター達の入手経路であった”ヒーローコイン”と関連する”ショップレベル”ですが、リリースまでには廃止する予定です。キャラクターは原則「コレクションレベル」を上げて報酬として獲得できるよう改修いたします。新たなヒーローキャラクターが追加されるにつれて「コレクションレベル」の上限も増えてゆく想定です。新キャラクターが他を圧倒してしまうのでは、と懸念される方もいらっしゃるかと思いますがご安心いただけるよう環境を調整いたします。

④ ゲームルール

皆様に長期にわたり遊び続けていただけるよう同じ展開の繰り返し、同じ結果の繰り返しとなってしまわないための機能を現在検討中です。両チームを平等に巻き込む試合ごとに異なる要素やハプニングを想定しております。プレイヤーの努力や工夫による勝敗の結果が完全に損なわれないよう設計いたしますのでこちらは今後の続報をご期待ください。

【最後に】

今回お伝えさせていただいた改修方針は、開発段階のため変更の可能性がございますが、世界中のドラゴンボールファンが「いつでも・どこでも・誰とでも」本作を楽しみ続けていただけるよう全力で改修に努めさせていただきます。改修の詳細と続報にご期待ください。 ご参加いただいた皆様には今一度改めて感謝を申し上げます。

DRAGON BALL PROJECT: Multi 開発運営一同
DRAGON BALL PROJECT: Multi 開発運営一同
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